宮城県から「ごちそうレトルト」を発信。世界中の料理を誰でも気軽に、安心して楽しめる。NISHIKIYA KITCHEN様インタビュー
EC-CUBE公式アドバイザーに
ご相談いただけます
宮城県岩沼市のレトルト食品専門メーカー「にしき食品」の自社ブランド、NISHIKIYA KITCHEN様。公式通販サイトでは、特定の原材料を含まない商品を検索できる「アレルゲン検索」機能やオリジナルメッセージカードを作成できるサービスのほか、お客様の声を元にしたセット商品の開発・インスタライブなど、ファンも参加できる様々なコンテンツの発信も積極的に取り組まれています。どのようにしてアイデアを実現されているのでしょうか?
にしき食品 通販部 大場 明日香様、制作・開発を手がけたサンデイシステムズ ディレクター 中島 康之様のお二人にインタビューしました。
-
にしき食品様には、以前からEC-CUBEをお使いいただいていました。2021年のリニューアル時にも、引き続きEC-CUBEを選んでいただけた理由を教えてください。
- 中島 様:
-
一番は、使い慣れたシステムのままリニューアルしたいという点がありました。まったく別のシステムにしてしまうと、1から覚えていただかなくてはならず、慣れるのに時間がかかってしまいます。
これまで運用されていた中で、「もっとこうしたい」という要望が明確でしたので、使いやすいところはそのままに、改善したい点については、弊社がこれまで蓄積してきたEC-CUBEのノウハウを活かし、しっかりと対応することができました。
-
にしき食品様にとって、どのようなタイミングでのリニューアルだったのでしょうか?
- 大場 様:
-
2021年の3月にブランドのリニューアルをするタイミングがあり、そこで公式通販サイトもリニューアルをお願いしました。
-
リニューアルしてみて、いかがでしたか?
- 大場 様:
-
サンデイシステムズ様に、ブランドチェンジした新しい世界感をそのままサイト上で表現していただき、満足してます。リニューアル前からあった細かい要望にもすべて応えていただき、一緒につくりあげたサイトだと思います。リニューアルしたサイトの公開後も、保守も含めて素早く対応いただいているので、日々感謝しています。
-
要望がすべて実現できたとのことですが、特に良かったなぁという機能はありますか?
- 大場 様:
-
フロント画面ではないのですが、実は、私が一番「この機能は良かった」と感じているのは、管理画面上の「よみもの」の登録や発信に関する部分です。
以前は、「よみもの」を更新するオペレーションが煩雑で、タイムリーに情報を発信することができませんでした。リニューアル後、直感的に操作できる状態になったことで、継続して「よみもの」が投稿できるようになり、全体の投稿数もあがってきています。
お客様にNISHIKIYA KITCHENのブランドの世界観をお伝えしたり、お客様とのつながりも持てるようなよみものづくりができており、とてもよかったです。
-
管理画面の独自カスタマイズで、コンテンツマーケティングや、ファンづくりを自然に実現されています。サンデイシステムズ様としては、特に苦労されたカスタマイズはありますか?
- 中島 様:
-
今回のリニューアルの中でも、購入フローのカスタマイズは大きなポイントでした。EC-CUBEでは、購入フローについて自由なカスタマイズが可能です。ここは、お客様が最終的に購入する画面であり、お客様の決定に関わる重要なポイントです。
-
自宅用・ギフト用でカートが分かれており、目的別に導線が最適化されていました。
- 中島 様:
-
はい。設計図であるワイヤーの段階から、にしき食品様と細かくすりあわせをして、がんばったところかなと思います。
-
最後に、食品のEC構築において、意識すべき点等、これから作られる方へのアドバイスがあればお願いします。
- 中島 様:
-
食品といっても様々な種類の商品があるかと思いますが、NISHIKIYA KITCHEN様のレトルト食品では味のおいしさだけでなく、パッケージのデザインもこだわられており、また常温でも日持ちするというところでギフトとしてもご購入されるお客様が多いのが特徴です。そのため、ECサイトでもギフトに関連する購入機能のカスタマイズもいくつか実装させていただきました。
購入に関する機能は追加していくと複雑になりやすいため、なるべくシンプルに、ユーザーが迷わないよう気をつけてUIを設計するのが大事だと思います。