ECサイトにおけるページ改善のポイント10とリニューアル時のチェックポイント15
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EC-CUBEプラチナパートナーの株式会社アイディーエス なかむらです。
「PDCAを回しましょう!」
「サイトは構築した後の定期的改善が必要です。」
「ユーザーニーズを取り入れた改善をしましょう!」
等、運用担当者なら一度は、耳にしたことがあるかと思います。
それは分かっているし、実践しなければならないことは理解しているが、具体的にどうすれば良いのか…という方に向けて、どのようなポイントで改善を実施していくのが望ましいかのチェックポイントを列挙してみます。
目次
①ECサイトの構成は見やすいか
サイト構成が見やすいと、欲しい情報をすぐに探すことができるため、売上アップにつながります。
以下の項目は構成作成にあたり、重視するべき事項です。
最低限以下の項目はチェックを忘れずにしたいです。
- ファーストビューコンテンツがサイトイメージと合致しているか
- イメージ画像が適切に設置されているか
- CTA(Call To Action)コピーが適切に設置されているか
- CTA(Call To Action)ボタン(色、大きさなど)が適切に設置されているか
- 大見出しが適切に設定されているか
- サブ見出しが適切に設定されているか
- テキストの段落が整理されているか
- リンク設定が適切かつ正しいか
最低限上記は、注力してより良いものに改善していきます。
知識等不安な方は、専門の方(WEBディレクター等)に相談しましょう。
※弊社にもお気軽にご相談ください。
EC-CUBE公式アドバイザーが、ツール選びからサイト制作、マーケティング・セキュリティの領域までアドバイスいたします。ご相談窓口はこちら
②ECサイトの表示はスピーディーか
どれだけ優れたデザインのサイトであったとしても、サイトがスピーディーに表示されなければ、ユーザーに見てもらうことはできません。
表示スピードが遅いとユーザーはストレスを感じ、サイトから離れていってしまいます。
表示時間が5秒以上のサイトの場合、ユーザーは待てずに離脱してしまう傾向が強いです。
最近はスマートフォンやタブレットでの利用者が増えており、移動中や電車の中など、電波の悪い環境での利用が考えられるため重要度が高いです。
サイトに繋がらない状況が発生するのは、機会損失の原因です。
コンテンツ内容の見直しや、サーバー強化などで対策を行いましょう。
③見出しと本文のメリハリがあるか
そもそもユーザーは、サイトに書かれている文章を1つひとつ丁寧に読んではいません。
パッと見て目を引くものから見ていく傾向にあるので、見出しは最も重要です。
加えてダラダラと長く書かれた本文の場合、ユーザーは嫌気がさして離脱しやすくなります。
本文は可能な限りシンプルにし、時間をかけずに読めるように改善しましょう。
④サイトの目的がはっきりしているか(導線整理)
ユーザーをゴールへ導くためには、わかりやすくゴール(誘導)を1つに絞りましょう。
「あれも」「これも」とゴールを増やすことは、結果としてユーザーを迷わせ離脱意識を誘発させて、成果を下げることにつながります。
ECサイトの理想形は、流入後、より短時間で、より遷移数を減らして、カートページへ遷移させることです。
⑤サイトのメリットはきちんと訴求できているか
ユーザーは、サイトやサイトで扱っている商品のメリットがわかりづらいと、不安を感じてすぐにサイトから離れてしまいます。
ECサイトが提供できるメリットをひと目で、わかりやすく、シンプルに伝えることが重要です。
ユーザーにリテラシーを求めるのは、極力避けましょう。
⑥ユーザーの不安や悩みを解消しているか(ニーズ反映)
サイトを訪れるユーザーはさまざまな不安や悩み、目的を抱えています。
- この問題を解決できる商品はないだろうか…。
- このECサイトで買うのが1番お得なのだろうか…。
- 品質はどのくらい良いのか…。
このような不安や悩みに対して、サイト内でしっかりと答えを用意し、適切な商品をレコメンド(提案)できているかどうかがとても重要です。
⑦見出しはストーリーとしてつながっているか(コンテンツとの整合性)
どれだけ各コンテンツ(ページ)に良い内容が書かれていても、それらがバラバラでつながりが無ければ、ユーザーに「信頼できない情報」と判断されてしまう恐れがあります。
ページ設計は非常に重要です。
⑧商品のデメリットも伝えているか(興味喚起・サービス理解)
ユーザーは、良いことばかり言っているサイトを信用しません。
あえてデメリットを伝えることで「このサイトは正直に情報を伝えている」という信用が得られます。
価格が高いのであれば、高いことも隠さず提示し、その理由を真摯に表現することが必要だと思います。
※比較サイトのニーズが高いのもこれが理由です。
⑨事例や口コミをアピールできているか
サイト側からのメッセージだけでは、ユーザーは「それは本当かな?」と疑いたくなります。
それを払拭できるのが、口コミ(ユーザーの生の声)です。
客観的な第3者の意見であれば、ユーザーの信頼度も高まります。
共感がポイントになりますが、こちらが充実していけば、成果まで時間を要するSNS施策にも活用が可能ですので、比較的短期間での成果も期待ができます。
⑩FAQは充実しているか
伝えたい内容や、ユーザーが不安に感じる部分など、ストーリーに組み込めなかったものをFAQとして提供します。FAQは最後にまとめて載せるだけでなく、ストーリーの中に組み込むことで、より効果的なものになります。
WEB接客においても実店舗に近いサービス提供を心掛ける必要があります。(one to one)
WEBサイトは更新が大切だと言われますが、ECサイトの場合、商品ページやトップページは更新頻度が高くなる一方、規約やガイドページ等の静的ページは、更新頻度は少なくなります。
しかし、
そのような静的ページに分類されるFAQページも定期的に改善(情報の追加)を行うことで、サイト全体の評価向上にも繋がります。
補足ですが、
リニューアル等でFAQページを見直す場合、一気に完成形を目指すのではなく、運用していく中で、充実させていくことが重要です。
※継続的な改善が一番大切です。
最後に、
リニューアル時に忘れてはいけないチェックポイントを纏めてみましたので、実施の際には確認してみてください。
該当する項目がある場合、迅速な改善をおすすめします。
リニューアルを失敗しないためのチェックリスト15
<事前の対策による失敗例>
- 失敗例1
リニューアルのタイミングが悪い - 失敗例2
目的・目標が不適切で、内容がぶれている - 失敗例3
デザインだけの変更になっている - 失敗例4
ユーザビリティが考慮されていない - 失敗例5
内容が煩雑過ぎる - 失敗例6
ターゲットの設定が不明確 - 失敗例7
問題点を把握せずリニューアルを行った - 失敗例8
安さだけで制作会社を選んだ - 失敗例9
競合他社を模倣しただけのもの
<連携・報連相の不行き届きによる失敗>
- 失敗例10
プロジェクトメンバーの相違が出来ずにスタートしてしまった - 失敗例11
リニューアルの経緯を主担当者が把握していない - 失敗例12
制作会社に任せるポイントを間違えてしまった
<SEOに関する(WEBサイトの本質を理解していない)失敗>
- 失敗例13
SEO対策を全く考慮していない - 失敗例14
運用ベースになっていない - 失敗例15
リニューアルして満足してしまった。
該当する項目があったけれども、どうしたら良いか迷ってしまった方は、弊社までお気軽にご相談ください。
さて、
弊社はシステムインテグレータで、ECサイト構築のプロフェッショナルですが、ただ構築するだけでなく、「売上を上げてナンボ」の名の下に、収益を上げるECサイト構築します。
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