プレスリリース

日本No.1EC構築オープンソース『EC-CUBE 3』の正式版をリリース。7年半ぶりに内部機構を全面刷新し、自由な拡張性とアップデートの両立を実現。(2015/07/01)

株式会社ロックオン(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:岩田 進)は、2015年7月1日、日本No.1 EC構築オープンソース(※1)「EC-CUBE」のさらなる進化とEコマース市場の発展を目指した「EC-CUBE 3」の正式版「EC-CUBE 3.0.0」をリリースしたことを発表いたします。

昨今、Eコマース市場は、今まで経験したことのないスピードで変革しています。スマートフォンやタブレットといったデバイスの多様化。Webと店舗を融合するオムニチャネルの一般化。フルフィルメントやプライベートDMPといったエンタープライズ領域の発展と融合。
「EC-CUBE」も、日本No.1 EC構築オープンソースの使命として、これらの変化に対応すべく、今回7年半ぶりのメジャーバージョンアップを行いました。

「EC-CUBE 3」では、内部機構を全面的に刷新。これまでEC-CUBEの弱点と言われていた、設計思想の古さや、バージョンアップの容易性を、大きく改良しただけでなく、既存フレームワークを活用したシンプルな設計により、拡張性を大幅に高め、Web領域だけに留まらない、スマホアプリやリアルPOSレジ、IoT対応なども視野に入れた、あらゆる関連概念との連携が可能となります。

「EC-CUBE」は、弊社調べによると、既に推定22,000店舗以上で実際に稼働しており、年間流通額は1500億円と推定されますが、「EC-CUBE 3」によって、今後2年間で、利用店舗数120%、流通総額150%を目指します。
「EC-CUBE 3」情報ページ:http://www.ec-cube.net/product/info_3.php


■「EC-CUBE 3」の概要
「EC-CUBE 3」は、EC-CUBEの開発ポリシーである「安心・安全」「対応環境への柔軟性」「あらゆる要求を叶える拡張性」の3点を軸とし、特に「拡張性」の向上を追及した最新バージョンです。

●内部機構の刷新
開発のベースとして、PHPマイクロフレームワークであるSilexを採用予定。近年のPHPアプリケーション開発の手法を取り入れより柔軟な拡張性と開発効率の向上を図る。

●ユーザーインターフェースの刷新
管理画面をレスポンシブウェブデザインとし、タブレットをはじめとするタッチデバイスでも快適に使えるメニューへと刷新。顧客側では購入フローを大きく見直し、カゴから購入完了までを3ステップに短縮。

●APIの実装
多様な周辺サービスや、アプリケーションとの連携をシームレスに実現するAPI化を標準機能のほぼ全てで実装予定。3.0.3で主要機能のAPIより順次搭載予定。またネイティブアプリ用にSDKも提供予定。

■今後のバージョンアップ予定(※2)

●EC-CUBE3.0.0 (2015年7月1日 本日公開)
正式版として開店準備が可能なバージョンです。
今後、継続して不具合の修正などがリリースされますので、店舗公開前には最新版へのバージョンアップを推奨します。

●EC-CUBE3.0.1 (7/29公開予定)
3.0.0リリース後の不具合の修正に加えて、CSVダウンロード、CSV出力項目変更を追加。

●EC-CUBE3.0.2 (8/19公開予定)
3.0.1リリース後の不具合の修正に加えて、EC-CUBE管理画面からのオーナーズストアと通信したプラグインインストールに対応。同時に、EC-CUBE3対応のオーナーズストアをグランドオープン予定。

 ◆提供予定プラグイン(※3)
  EC-CUBEペイメント:公式決済プラグイン。7/7より先行配布予定。
  帳票出力プラグイン:納品書などの帳票の出力機能をプラグインとしてより便利に提供
  メルマガプラグイン:簡易メルマガ配信をプラグインとして提供
  その他、サードパーティープラグインを順次公開予定
  
●EC-CUBE3.0.3 (10/21公開予定)
主要機能への他サービスとの連携を実現するEC-CUBE APIを実装。その他、EC-CUBE3.0.2からの不具合修正、複数配送先機能を実装予定。

●EC-CUBE3.0-Weekly Build版 (毎週水曜日)
開発者向けにEC-CUBE3.0のWeekly Build(WB)版を毎週水曜日に提供予定です。実際のサイト構築ではなく、常に最新の開発パッケージを確認しプラグインの開発や検証に利用いただけるバージョンとなります。

■EC-CUBE DAY 2015について

2015年9月7日(月)に秋葉原UDXで開催される「EC-CUBE DAY 2015~未来(あした)の店舗を創造する~」におきましても、関連セッションを行います。
「EC-CUBE」に限定せずに、ECに関わる全てのステークホルダーが一同に会し、次世代ECの事例や活用方法といったトピックに触れ、情報交換ができる場として行われる本イベントを、ぜひ体験ください。来場者数は、EC-CUBEイベント史上最大となる、約800名を見込んでいます。
EC-CUBE DAY 2015特設サイト:http://www.ec-cube.net/events/eccube_day_2015/

■現在安定版EC-CUBE Ver2.13のサポートに関しまして

「EC-CUBE 3」への大幅バージョンアップに際し、多くのユーザー様からのご要望もあり、現在安定版であるEC-CUBE Ver2.13のサポート期間を「EC-CUBE 3」リリースから2年間というロングタイムサポートといたします。安定版であるEC-CUBE Ver2.13は今まで通り安心してお使いいただけますので、これからも是非ご活用ください。

■「EC-CUBE」について

ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」は、株式会社ロックオンが開発したECサイト構築パッケージをオープンソースとして2006年9月に公開したもので、日本No.1 EC構築オープンソースとして認定されており(※)推定22,000店舗以上で実際に稼働しております(株式会社ロックオン調べ)。2014年9月には企業間商取引(BtoB)向けECサイト構築パッケージ「EC-CUBE B2B」をリリース。2015年7月には内部構造を全面刷新し、「拡張性の向上」を追求した「EC-CUBE3」をリリースしております。

■関連サイトURL

「EC-CUBE」オフィシャルサイト:http://www.ec-cube.net/
「EC-CUBE」開発コミュニティ:http://xoops.ec-cube.net/
「EC-CUBE」多言語版オフィシャルサイト:http://en.ec-cube.net/
「EC-CUBE B2B」特設サイト:http://www.ec-cube.net/b2b/
ネットショップの壺powered by「EC-CUBE」:http://www.ec-cube.net/tsubo/

■株式会社ロックオン概要

会社名:株式会社ロックオン
大阪本社:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー13F
東京支社:〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-8 クロス銀座6F
九州支社:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-15-5 天神明治通ビル
代表者:岩田 進(いわたすすむ)
設立:2001年6月4日
URL:http://www.lockon.co.jp/
事業内容:マーケティングオートメーションプラットフォームの提供
・ マーケティングプラットフォーム「AD EBiS(アドエビス)」「THREe」
・ 商流プラットフォーム「EC-CUBE」「Solution」
・ ビッグデータの分析及び最適化「マーケティングメトリックス研究所」

■本件に関するお問い合せ先
株式会社ロックオン 広報担当:梶原
お問い合わせフォーム:https://www.ec-cube.net/contact/
TEL:06-4795-7500

※1:独立行政法人情報処理推進機構「第3 回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による
※2:リリース時期は予告なく変更になる可能性がございます
※3:機能や開発内容は予告なく変更になる可能性がございます

文中に含まれる「株式会社ロックオン」は、2019年8月1日より「株式会社イルグルム」へ商号を変更しました。
close icon
EC-CUBEペイメントプラス

決済導入なら、EC-CUBE公式決済

公式決済について詳しく知る

EC-CUBE公式 Amazon Pay

CVRアップの事例多数

Amazon Payについて詳しく知る

無料相談受付中!

アドバイザーに相談する